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「ボンジュール、はじめまして。本日は欧州評議会・欧州地方自治体会議にお招きいただき、感謝申し上げます」と、私の講演は始まりました。
全国市長会事務局から、フランスのストラスブールで行われる国際会議に行ってもらえないか、との話を頂きました。欧州地方自治体会議はフランスのドイツに近いストラスブールに本部が置かれており、ヨーロッパの47カ国20万の自治体が加盟し315人の議員で構成されています。日本の地方自治体との交流は1999年から始まり、昨年初めて福島県知事が「日本の地域化の現状」というテーマで講演し、今年は古田岐阜県知事と市長会からも代表者を派遣したいというものでした。一人旅になるという不安もありましたが、フランスの街づくりなどをじっくり視察する機会にもなろうと思い快諾しました。
シャルル・ド・ゴール空港に到着しパリに入り、中世の街並みを残しているアルザス地方のコルマールまで急行列車で移動し、じっくりと街並みなどを視察して、平成19年5月29日にストラスブールに。現地では日本国総領事館の職員が出迎えてくれました。翌日、スカード欧州地方自治体会議議長主催の昼食会に招かれ、その後ミカレフ欧州地方自治体会議ローカル院議長を表敬訪問し、4時頃から講演となりました。「日本の地方自治体の合併や分権改革の状況など」について、稲城市の事例を紹介しながら講演しました。講演後、会議出席者から欧州と日本が今後、互いに何を学び合っていくべきか、また関係強化に向けた取り組みについて質問がなされました。それに対して私は「日本は欧州から都市計画や景観対策、パークアンドライドなどの環境対策の取り組みについて学ぶことが出来る。また欧州は、ごみ処理問題などや地震などの災害に対する危機管理対策に学ぶことが出来るのでは」と回答し、「相互の取り組みの継続こそが関係強化につながっていく」と結びました。
夜は総領事館で庄司総領事が主催する夕食会に招かれるなど、意義深い交流の旅になりました。また、欧州評議会、欧州地方自治体会議への参加は、我が国の分権改革にとって今後重要度が増すものと確信しました。
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