時代への視点  
第145号
 稲城市長石川 良一

 稲城の住みやすさ 全国第5位!! ('04,11,01)

 9月10日(金)の午後7時から、フジテレビで「ニッポン列島緊急特番 ザ,ふるさとランキング格付け発表スペシャル」が放映されました。この番組は、東洋経済新報社の出版した都市データパックを基礎資料として、「快適な街」「安心な街」「便利な街」「リッチな街」「良い家度」の5つの部門に分け、696市を比較して格付けするというものです。
 稲城市は「快適な街」として紹介され、全国第5位に格付けされました。緑が多く、特産の梨「稲城」が都内の高級青果店で売られており、一般には流通していないことから「幻の梨」と言われていることや、人口増加率が全国で8番目に多いことなどが紹介されました。この部門の全国1位は北広島市(北海道)で、札幌に近く人口も増えており、ヨーロッパ調の街並みが形成されていることが評価されました。番組では過疎化していく自治体の評価は厳しく、人口が増え財政も豊かな自治体が高い傾向にありました。
 こういった自治体の「評価」は、財政面、福祉面、暮らしやすさなど様々な角度から今後ますます盛んになり、自治体にとっても重要な指標になっていくものと思います。
 去る9月議会で大変重要な議案が可決されました。PFI方式(民間の資金やノウハウを活用した事業方式)による図書館建設です。東京では初めてになり、全国でも2例目になります。今まで公共施設を建設する際は、市民からの要望等を受け予算を確保し、建物のコストを安く良い物にしていくために大いに努力してきました。しかし、出来上がった施設はどれだけの維持管理費がかかり、どの位の利用目標を立て、費用対効果を評価する、という視点が弱かったのは事実です。
 今回のPFI方式では、図書館の建設費だけでなく、20年間の運営費やサービスの目標等も明らかにして、それらを監視・測定・評価するシステムも組み込まれています。従来方式で行政が直接事業を行うと約55億円かかるところを約40億円で契約できました。毎年2億円ほどで約4400mの施設が345日開館できるわけで、年間経費は大きめの保育園1園分程度に当たります。もちろんサービスもアップします。平成18年7月オープンですが、こちらの格付けも期待していただきたいと思います。
 

時代への視点 No,145('04,11,01) 


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