| '03/06/11 |
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私の大学時代の恩師である加古宜人(かこ・よしひと)早稲田大学教授が6月11日付、朝日新聞の記事で紹介されました。
私からも紹介させていただきます。
◎加古宜士先生企業会計審議会会長就任
加古先生がとうとう政府に対して企業会計基準や監査基準の設定、原価計算の統一などを提言する、最高機関である企業会計審議会の会長に就任されました。心からお祝いを申し上げます。またかつてのゼミ生の一人として加古先生の28年来の宿願が実ったということに深い感銘を覚えるものであります。
私は大学に入って、卒業までに2つの目標をたてました。一つは始めたばかりの極真空手で黒帯を取ることと、何か少し専門的な勉強することでした。最終的に会計学を学ぼうということで迷わず加古ゼミを選びました。加古先生は当時まだ30代で流通経済大学の教授になったばかりのバリバリで、若さに溢れていました。
◎加古ゼミの思い出
ゼミの花といえばなんと言っても夏合宿です。長野県の斑尾高原には二年連続で行きました。初めてのゼミ合宿の帰りの1976年7月27日、田中角栄元総理が逮捕されたというニュースを合宿帰りの列車の中で聞いたのをよく憶えています。当時は私自身が政治の道に進むことになろうなどとは予想だにしていませんでした。ゼミの方は朝から晩まで発表と討議を中心にして勉強漬でした。先生の奥様や息子さんも一緒に参加され、雪のない斑尾高原スキー場を一緒に散歩しました。当時から加古先生は、株や土地などの含み資産を正当に評価することを強く主張していました。インフレーション会計は、まだまだ学会でも主流の意見ではなく忸怩たる思いをされておられたと思います。あれから28年が過ぎ、加古先生の意見をもっと早く企業会計システムに取り入れていたなら、わが国のバブル経済も抑制できたことだろうし、バブル経済崩壊以降のわが国の歯止めの利かない凋落にも、少しはブレーキがかけられたのではないかと思うと残念でなりません。しかし加古先生の思索を制度に落としていける時がようやく訪れたことは間違いありません。
◎後援会に出席いただく
大学卒業後は、加古ゼミと早大極真会のOB会にはなるべく参加するようにしてきました。加古先生とはそのような頻度でしかお会いできませんでしたが、私が稲城市長選挙に初当選した時のパーティには、遠いところわざわざ稲城市まで足をお運びいただき、ご出席いただきました。自分が多くの師や友に支えられていることを実感いたしました。
加古先生もいよいよ横綱として土俵入りとなったわけです。あとは持ち前の馬力とユーモアで諸課題解決のために突き進まれることと思います。
ご活躍を心からお祈り申し上げます。
1978年社会科学部加古ゼミ卒業 稲城市長 石川良一
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